イベント情報

安平町の歴史

チーズ専門工場発祥の地

昭和8年、安平町内の遠浅地区で「北海道製酪販売組合連合会」によって日本で初めて大規模なチーズ製造が行われました。当時は、まだ高級嗜好品とされていたチーズですが、これを機に、以後我が国では体制を整えての本格的なチーズ生産が始まっていきました。このことから、安平町は「チーズ専門工場発祥の地」と言われています。

その後、工場は雪印乳業に変わりましたが、昭和60年に同社のチーズ部門が大樹工場に移るまで、この地は長らく国内の主要なチーズ生産基地の役割を果たしました。

同地区は、古くから酪農を主要産業として栄えてきました。その象徴として、昭和初期には木製サイロが建てられました。このサイロでつくられたサイレージが豊かな牛乳を育て、その良質な生乳から美味しいチーズがつくられたのです。

安平町では、このような歴史を礎に、現在でもカマンベールチーズをはじめとする質の高いチーズが町内の企業によって生産されています。

日本で最後にSL「さよなら列車」が走った地

町内の追分地区は、明治時代にレールが敷設されて以来、長らく鉄道の要衝として発展してきました。

空知地方や夕張から採掘された石炭を室蘭方面に運ぶ拠点として、多い時は60台以上の機関車が配置されるなど、道内では5本の指に入るほどの大きな機関区が開設されました。そのような背景から、SLにまつわる記録が多いです。

昭和50年12月14日、室蘭~岩見沢間を日本最後のSLによる定期旅客運行列車が運行しました。当日は「C57 135号」機関車に牽引され、225普通列車8両編成が走りましたが、室蘭線沿線は、さよならSLを惜しむファンであふれたと言われています。

昭和50年12月24日、追分~夕張間をSLさよなら貨物列車が運行しました。「D51 241号」機関車に牽引された石炭専用列車第6788列車(33両、990トン)が追分駅構内に到着し、すべての国鉄本線からSLが姿を消し、引退しました。

昭和51年3月2日、追分駅構内でSL9600型入換機関車が最後の入換作業を行いました。

日本最古の指定を受けた保健保安林

今から100年以上前の明治35年(1902年)に、現在の鹿公園内の森林が日本で最古の保健保安林として指定されました。保健保安林とは、生活環境保全機能、及び保健休養機能の高い森林、すなわち、人間の健康を守るものとして保護することが不可欠な森林です。

当時は、道内の至る所が原生林であったにもかかわらず、なぜ小さな町の一画が保健保安林として残されたのか、詳細は不明ですが、明治25年にSLが走り、それ以降に鉄道拠点となることが見通されていた点や、明治33年に当時東洋一と言われたコークス場が操業したことが要因ではないかとの節もあります。当地の開発が進む中、未来のために自然を残そうという先人達の想いが表れたものと推測されます。この森林は、町民憩いの場として親しまれているほか、キャンプ場やアスレチック、パークゴルフ場等が整備されているため、レクリエーション拠点として町外者の来場も多いです。また、運が良ければ、夏に園内の池でホタルを見ることもできます。

イベント紹介

ABIRAミクニカップキッズアイスホッケー大会

安平町は、有名なスケート選手を数多く輩出していることからもわかるとおり、冬季スポーツが大変盛んです。

そのような中、3月には3年生以下の児童を対象としたアイスホッケー大会が行われています。この大会は、以前までは三國清三シェフによる食育講演会も行われるなど、スポーツと食育の関連についても知識を深めることも目的の一つとして、子ども達の健全な成長のために開催されています。

開催場所
3月下旬
開催場所
安平町スポーツセンター「せいこドーム」ほか
対象
ホッケー大会 : 3年生以下の児童のチーム
食育講演会 : 一般町民 ほか

ノーザンホースパークマラソン

日本で初開催となる競走馬の牧場を発着地点とした大会。普段は入れない競走馬用のウッドチップコースなど、牧場内の特設コースを走ります。

平成24年度に開催された大会には、谷川真理さんや猫ひろしさんがゲストランナーとして出場されました。また、ランナーにはレース前後にビュッフェが用 意されるなど、まさにプレミアムな大会です。

優勝者や抽選会での当選者には、一口馬主権やホノルルマラソンへの招待券が当たるなど、特色ある大会です。
競技種目:ハーフマラソン、トレイルラン(7km)、ペアラン(2.5km

開催場所
5月中旬
開催場所
ノーザンホースパーク発着
安平町、苫小牧市、千歳市の特設コース
対象
道内外のマラソンファン
参加人数
約2,400人 (H26年実績)

あびら夏!うまかまつり

安平町の美味いもの、上手い芸、馬産地ならではのアトラクションなど、「うま」にこだわった安平町の夏の一大イベント。

アサヒメロンやはやきた和牛など、町内の味覚が勢揃いするほか、来場者参加型のアトラクションも多数用意されています。特に、「ポニーサイクル」はご当地ならではの企画で大変盛り上がります。

間近で打ち上げられる約1,200発の花火も、見応え・迫力とも十分で大人気。

開催時期
7月上旬 (※2日日程)
開催場所
ときわ公園
内容
1日目 : 特産品販売、花火大会ほか
2日目 : アトラクション、ステージショーほか
参加人数
30,000人 (※H26年度実績)
第9回 あびら夏!うまかまつりのページはこちら

安平町花マップ

花マップを片手にお花散策へ出発♪

四季折々の自然が豊かな安平町。季節ごとに咲き誇る花も見事です。春のミズバショウや桜はもちろん、初夏の菜の花や夏の赤いひまわり、水辺に咲くハスなど貴重な花もいっぱい。さあ、マップを片手にお花散策へ出発♪ 以下のボタンより「花マップ (PDFファイル)」をダウンロードできます。 ページA・ページBを印刷してご利用ください。

花の開花予定場所をGoogleマップでチェック!

菜の花は連作できないため畑の位置は毎年変わります。詳しくは「北のなのはな会」ホームページをご覧下さい。

その他サイト

一般社団法人あびら観光協会   北のなのはな会

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