早来地区義務教育学校と安平の教育~子どもにやさしいまちづくり編~

子どもにやさしいは、みんなにやさしいということ。
一人ひとりが夢の実現、新たな世界を築く事業を展開。あそび・学び、挑戦へ。


執筆:安平町、協力:株式会社FoundingBase


 この記事は、早来地区義務教育学校をきっかけに「安平町」を知っていただいた方に向けて、この町の教育環境を知ってもらいたいという思いから作成しました。

 今回ご紹介するのは、安平町が進める「子どもにやさしいまちづくり」。
 安平町は、日本ユニセフ協会「日本型子どもにやさしいまちモデル検証作業」実施自治体(2018年~2020年)として選ばれ、実践自治体として、2021年12月17日(金)日本で初めて承認されました。


「子どもにやさしいは、みんなにやさしいということ。」


 早来地区義務教育学校もその1つですが、いまの安平町が進める「子どもにやさしいまちづくり」は、平成30(2018)年度までさかのぼります。
 私たちは、平成30年北海道胆振東部地震により甚大な被害を受け、これまでに経験したことのない難局を迎えました。
 そんななか、震災前よりも、もっともっと魅力的なまちにしよう!そんな想いから様々な取り組みが着々と始まりました。そのなかの1つが「あそび・学び、挑戦へ。日本で一番世界に近いまちプロジェクト(セカチカ)」。いまも「あびら教育プラン」として進めています。
 今回は、安平町の進める「子どもにやさしいまちづくり」をご紹介したいと思います。


子どもにやさしいまちづくり


 安平町は「子どもにやさしいまちづくり」を「子どもたちが安心して遊べるまちづくり」と捉え、子どもたちが主人公のまちを目指しています。
 このまちが進める取組みは、ユニセフ(国連児童基金)が提唱する「子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)」実践自治体として承認されました。実践自治体として承認されるまでに至った、「やさしい」を具現化した施策はなんなのか。今回のお話ではそれを紹介したいと思います。

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(ユニセフ(国連児童基金)が提唱する「子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)」)

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(子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)の実践自治体として承認されたとき)

(日本初の実践自治体!ユニセフ日本型「子どもにやさしいまちづくり事業」【安平町】)


あそび・学び、挑戦へ


 安平町が、CFCI検証自治体(2018~2020年)」として委嘱を受けたのは、2018年10月。胆振東部地震から約1か月後です。
 「あびら教育プラン」の前身、「日本で一番世界に近いまちプロジェクト(セカチカ)」も同時期から構想が始まっています。セカチカプロジェクトは、安平町の教育施策「遊育(ゆういく)」「学びサポート」「クラウドファンディング」を1パッケージにした、教育ブランディング活動です。
 幼いころから遊びの中でエネルギーを培う「遊育」。 自ら考え、夢を見つける「学び」。夢を実現する手助けとなる「挑戦(クラウドファンディング)」。学びから挑戦へをキーワードに、一人ひとりが夢の実現、新たな世界を築く事業として展開。

(提供:株式会社FoundingBase)

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(あそび・学び、挑戦へ)


新たな世界を築くこと


新たな世界とは、これまで行ったことがないところ、新しい領域のこと。国際空港へのアクセスが良い立地を生かした事業や、学びと挑戦による体験を積み重ねることにより、より深い経験という宝物に。
それが礎となり、子どもの将来性・可能性を大きな世界へと広げていきます。

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(提供:株式会社FoundingBase)


子どもたちが主人公のまち


安平町CFCI特設ページより一コマ。この写真は、遊育推進事業「いきもの探検!みるみるみーるね」の様子です。公民館周辺の自然を活用し、外での遊びの機会を提供していくことで、外で遊ぶことの楽しさを知る機会として実施しました。
子どもたちが主人公になるにはどのようにしたら良いのだろうか。私たちは、日々検討をしています。
ぜひ、安平町CFCI特設ページもご覧ください。

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(CFCI特設ページより)




子どもにやさしいは、みんなにやさしいということ。
子どもから大人まで一人ひとりが夢の実現、新たな世界を築く事業を展開。
あそび・学び、挑戦へ。そんな教育をこの町では行っています。


 


最後に

私たちは、平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震により甚大な被害を受けました。仮設中学校での学校生活を余儀なくされた早来中学校。私たちは、早来中学校再建として「自分が “世界” と出会う場所」をコンセプトに子どもたちの新しい学び場を創ろうとしています。ぜひ、安平町にみなさまの温かいご支援をいただきますようお願い申し上げます。

また、札幌都心から80分、新千歳空港から20分のところに位置する安平町。ちょうどよさがここには詰まっています。そしてちょうどいいだけではなく、飛び抜けているものもここに。安平町が目指すのは、日本一の教育のまち。ぜひ、安平町にお越しください。

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未来へつながる復興まちづくりプロジェクト


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早来地区義務教育学校特設ページ


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