(趣旨)

第1条　この要綱は、安平町民の生活に必要な公共交通を支える人材の育成及び確保を図り、もって町内を運行するバス及びハイヤー事業の維持確保、持続可能な公共交通の構築及び活性化を推進するため、第二種運転免許の取得に係る費用に対し予算の範囲内において助成金を交付するものとし、その交付に関しては、安平町補助金等交付規則(平成18年安平町規則第42号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、この要綱の定めるところによる。

(定義)

第2条　この要綱において、次に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(交付対象者)

第3条　助成金の交付の対象となる者は、交付申請時において次に掲げる要件を全て満たすものとする。

(助成対象経費等)

第4条　助成金の交付の対象となる経費及び額は、次表のとおりとする。ただし、国等から同様の目的による補助金等を受ける場合は、これを対象経費から除くものとする。

(交付申請)

第5条　前条の交付を受けようとする者は、規則第4条に規定する補助金等交付申請書及び安平町第二種運転免許取得費助成金調書(別記様式)に、費用積算の根拠が確認できる書類、運転免許証の写し及び市町村民税の滞納がないことの証明書類を添えて、町長に提出しなければならない。ただし、概算払の方法により助成金の交付を受けようとする者は、費用が明記されている契約書や請求書等の債務を確認できる書類を加えて提出するものとする。

(交付決定等)

第6条　町長は、前条の申請書の提出があったときは、その内容を審査の上、適正と認めた場合には、申請者に規則第5条に規定する決定通知書により通知するものとする。

(返還)

第7条　町長は、助成金の交付を受けた者が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、助成金の全部又は一部を返還させることができる。

(その他)

第8条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。