安平町国民健康保険保健事業実施計画を策定しました。

 安平町の一人当たりの医療費は、国や北海道、安平町と同じ人口規模の全国の市町村の平均値よりも高い状況で、年間の医療費総額は8億円前後で推移しており減っていません。
 医療費が高額となる疾患分析すると、予防が可能な生活習慣病が重症化している結果でもある脳血管疾患、虚血性心疾患、糖尿病性腎症による人工透析が浮かび上がってきました。
 さらにこれらの疾患を分析するとその基礎疾患として高血圧、糖尿病、脂質異常症をもつ人の割合が高いことがわかり、生活習慣病の重症化予防にはこれらの疾患を予防することが効果的です。
 安平町国民健康保険特定健診の受診率は上昇傾向ではありますが、平成27年度の受診率は41.9%と、国が目標として提示している60%には及んでいません。健診結果の分析では、安平町は肥満や脂質異常の所見のある方の割合が国や北海道の平均値よりも高い状況です。これらは、食事や運動などの生活習慣との関連が強い項目です。また肥満と高血圧、高血糖、脂質異常のいずれかが合併するメタボリックシンドローム予備群の割合も国や北海道の平均値より高い状況です。
 このような現状や課題を踏まえ、安平町では脳血管疾患、虚血性心疾患、糖尿病性腎症の減少と健康寿命の延伸を目指し、特定健診の受診率の向上や健康に関心をもってもらうために、住民会等の各種団体へ伺い、簡易健診や健康講話、健診受診勧奨の実施、身体の脂肪量や筋肉量が測定できる体成分分析装置「インボディ」開放日事業や教育委員会事務局との連携事業、保健師や栄養士によるわかりやすい保健指導の実施などの保健事業を実施してまいります。