道の駅センターハウス内施設計画

情報コーナー

  • 道の駅センターハウス内の壁面に来訪客に対し情報ボードを掲示する。情報ボードは安平町をより理解してもらう為の情報発信及び利用客が求める安平町の観光、レクリエーション情報を主体として発信していく。

  • 情報発信は大きく分けてドライバーの為の「広域マップ」、安平町をより知ってもらう為の「安平町市街地マップ」、来訪者が求める「観光情報」及び安平町の歴史を知ってもらう「追分機関区」として設定する。

  • 掲示情報ボード(案)の設定 (クリックで画像が表示されます。)

   ◇リーフレットスタンド

    ・安平町の「道の駅リーフレット」はじめ町の観光関連リーフレットをスタンドに集約する

無料休憩コーナー

  • 昨今の利用者から見た道内道の駅の評価の中で、売店ばかりスペースを取り、ドライバーの為のゆっくり休憩できる空間が無い又は少ないことが指摘されている。好評を博している道の駅では相当の空間を裂き休憩の為のイス、テーブルが多く設置されている。

  • 安平町道の駅も無料での休憩空間を充実させ、来訪客のニーズに応えるとともに道の駅での滞留時間を長くさせる計画とする。エントランスホールの延長線上に無料休憩コーナー①を配置し、80席規模を想定する。

  • 無料休憩コーナーイメージ (クリックで画像が表示されます。)
 
無料休憩コーナー①
  • 飲食に関しては運営上のコスト及び採算性を勘案し、無料休憩コーナー①にて飲食が出来るよう計画する。
    従って、飲食を提供するテイクアウトカウンターを無料休憩コーナー①近くに設置し、来訪客のニーズに応えられる商品を提供すると共に売上高伸張を目的とする。


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無料休憩コーナー①
備品イメージ
備品イメージ
 
無料休憩コーナー② ~鉄道のまちの体感スペース~
  • 安平町の鉄道遺産である蒸気機関車 D51-320 号を活用し、鉄道空間を模した無料休憩コ―ナーを設け、安平町道の駅の特性と話題性をさらに高める。

  • 空間は国鉄最後の蒸気機関車基地であり全国随一の規模で石炭輸送に賑わっていた追分の往時を「昭和中期のレトロ駅舎風景」再現、所謂蒸気機関車時代の懐かしい、雰囲気を臨場感あふれる手法で演出展開する

  • 停車する D51 320 号を窓越しに望む駅舎待合室には、切符売場、改札口とともに昭和中期の商品が並ぶ売店、石炭ストーブ、歴史映像、木製長椅子を配置する。来訪者は休憩しつつ「鉄道のまちあびら」を体感できる無料休憩コーナーとする。
<ストーリーテーマ:駅舎とホームに停車する D51 320 号>
駅舎とホームに停車するD51
  • 尚、無料休憩コーナー②においてもテイクアウト商品の飲物、ソフトクリーム等を食せる空間とする。

テイクアウトコーナー

<テイクアウトカウンター提供商品の基本的方針>

①提供商品はドリンク類、スナック及び食事メニューとし全ての飲食に関わる商品はテイクアウトカウンター1箇所から提供する

 

②出来るだけ国道沿線の町内既存飲食店との競合を避ける商品提供とする。
(そば、ラーメン等は国道沿いの既存店舗で提供しているため販売しない)

 

③道の駅来訪客のニーズからスピーディーに且つ安易に提供できる商品とする。
(5~10 分程度で提供)

 

④来訪客ニーズは「安平ならでは」であることから、総花的大衆メニューの提供は避け、オリジナル性の高い商品の提供を基本とすることが肝要である

 

※実施設計時に事業主体の開業準備スタッフとコンサルで提供商品の検討、決定を行い施設計画に反映させる。

 

※その期間、開業準備スタッフの類似施設調査及び商品に関する研究が必要である。

◇テイクアウトコーナー販売商品(案)

 
  • 具体的販売商品の検討が行われていない為、コンサルにてサービス方法、販売商 品等を仮設定し、基本設計を行う

  • 利用客動線

①大型メニューボードの商品を見て券売機にて食券を購入

②購入した食券をテイクアウトカウンターに提出

③従業員は「ソフトクリーム」「ドリンク」等クィック提供商品については即座に提供し、「フード」については「番号札」を渡し、従業員がテーブルまで運ぶシステムとする

④食する空間は道の駅センターに配置された「無料休憩コーナー」とする

⑤食後の「下げ」は基本的には客が行うものとし、閑散期には従業員が片付けを行うことも想定する

テイクアウトコーナー

地場産品コーナー(売店)

①既存「道の駅」の地場産品コーナー実績からのポイント

  • 当該地域の特産品の展示販売に徹する。[他地域(札幌、苫小牧等)での製造商品は不評。

  • 一般的には食品、特に菓子類が人気商品。[手軽さ。適切な価格。土産に最適。

  • 当地でしか購入できない物に注目度が高い。

  • 小ポーション、低プライスの商品が主流。
 
視点1.来訪者のニーズ、ウォンツ

「道の駅」利用者(リピーター)のニーズ、ウォンツ

日帰りレクリエーション、ドライブ、ビジネス時に立ち寄り、家庭への手軽な土産品として、又、車中での飲食の為の購買目的が主となる。

     

*キーワード 手軽・小ポーション・低プライス・衝動買い

 
視点2.来訪者の視点に立った店舗設営のあり方

*商品ジャンル別のゾーニング(菓子類、乳製品類等)

(例)菓子、スイーツ商品群
乳製品関連商品群
農産加工品群

*小ポーション、低プライス商品の陳列販売

②安平町「道の駅」地場産品コーナーの方向性(案)

  • 販売者の視点ではなく、来訪者(購買者)の視点に立った「魅力ある売店」を目指す。特に、安平町を訪れる町外の通行客、レクリエーション客を主ターゲットとする。

  • 本来の「道の駅」売店の役割である「安平町の地場産品」に重点を置く商品構成とする。コンビニ的商品を多数販売している売店は利用客から不評。

  • ソフトクリーム、コーヒー等は「テイクアウトコーナー」にて販売する。
 

<商品ジャンル別陳列販売例>

  • 商品ジャンル別(コーナー)展示販売

  • 常温商品(商品台、商品棚)と冷蔵商品(冷蔵ショーケース)を整理

  • 全商品はキャッシャカウンターにて会計
    (POS レジにより商品の販売数、金額等を一括管理)
商品ジャンル別陳列販売例
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